アメリカ株投資のススメ~というよりアメリカ以外投資先が見つからない~

はじめに

 現在、私の投資はアメリカ株のみです。
 日本株にも投資していましたが、唯一保有していた個別株の創通は2019年にバンダイナムコに買収され上場廃止。
 他にTOPIX連動型ETFを保有していましたが、2020年に全て売却しました。両方とも保有期間は10年以上、ETFについては購入時点で2020年には全て売却すると決めていました。創通についてはテンバガーを狙っていたのですが、目標の半分程度で強制退出させられてしまいました。
 10年以上前から日本株のピークは2020年以降数年間がいいところで、2025年からは衰退期に入ると考えていました。
 理由の根拠は人口構成です。
 調べてみると、日本は1990年代から人口オーナス期に入っているそうです。では、なぜ2020年以降の数年間がピークと考えたのでしょうか。
 それは、働き盛り年代(40代)の人口比率です。一番お金を使う世代の人口がその国の「経済力=株価」を決めるという説があり、私はそれを受け入れました。

日本




長期の日経平均株価と働き盛り人口(40代)のグラフです。
いわゆる昭和バブルのピークと40代前半の人口が連動しています。
現在は40代後半の人口と連動して上昇しているように見えます。
この仮説の通りとすると、日経平均は昭和バブルにちょっと届かずに下落するというシナリオが考えられます。
次に全世代の人口グラフです。



着実に減り続けています。

中国

世界で最も人口が多い中国はどうでしょうか。

2017年と2035年にピークがあります。2030年頃から2035年にかけてが中国のピークかもしれません。
全世代のグラフです。



中国も高齢化社会になります。

インド

将来は人口が中国を抜くインド。

ピークは2053年です。発展はこれからでしょうか。



今は綺麗な人口構成ですが、将来は高齢化・・・。

アメリカ

アメリカです。

今後20年近く働き盛りの人口が増えます。その後は高止まり。




綺麗ではないですが、他の国に比べるとましです。
人口が増え続けるのもポイント高いです。

まとめ

以上みてきた通りで、アメリカ以外は今後高齢化社会になり人口が減ります。
グラフはここに載せていませんが、アフリカは人口構成が綺麗です。しかし投資できないし、できたとしてもリスクが高く(信用度低)投資対象になりません。
数十年後、環境が整ってから投資を検討でも遅くないと思います。
同じく、グラフを乗せていませんが、ヨーロッパはすでに高齢化社会に突入しています。
ただ、世界人口は2100年になっても増加を続けるので投資対象には困らないかもしれません。

興味がありましたら私が作った以下のツールでグラフが確認できるので、良かったら見てください。
面白い国がありましたら教えていただけると嬉しいです。
https://www.fukakuutsukushikiasia.com/population-graph/age
https://www.fukakuutsukushikiasia.com/population-graph/year

銘柄分析 – Apple(AAPL)

はじめに

私はぼったくりサービスが好きではありません。
しかし、投資対象としてはぼったくり企業が大好きです。
今回は、サービスは利用していないけれど、株は保有しているという銘柄、アップルを分析してみようと思います。
※画像が見ずらい場合は「画像右クリック→新しいタブで画像を開く」で画像を別画面で開いてみてください。

バランスシート



意外なことにバランスシートが年々減少しています。
株主資本比率もバランスシートの減少率以上に減っています。ROEを高める狙いでしょうか。
また、赤字でもないのに株主資本が減っているということは自社株買いを毎年行っているということです。
日本のインチキ自社株買いと違って、ちゃんと消却するところが良いですね。ちなみにほとんどの日本企業の自社株買いは消却しないので、株主にとってもなんのメリットもありません。

損益計算書


売り上げも利益も減ってもいないし、増えてもいないです。
ただ、バランスシートは減少しているため、投資資本に対する利益率は上がっているはずです。後でこの辺りを見ます。

キャッシュフロー



稼いだお金(営業CFプラス)をバランスシート縮小のために使っている(財務CFマイナス)ように見受けられます。投資にはあまり積極的ではないようで、過去のアップルのように新しい何かを産み出すことへの情熱は無くなってしまったんでしょうかね。

各種指標


はい。来ましたコレ。ROEがトンデモない数値です。こんなの初めて見ました。なんと87%!!
過去(20年ほど前)に日本株を分析していた時は、良くて8%だったので、いかに凄いかです。
2020年はPERなどの指標が約2倍に跳ね上がっています。前年に比べ利益はさほど変化なかったので、株価だけが上がったと判断できます。株価については後で見ます。

割安度判定



成長度15%で割安度を算出してみました。営業CFの成長率を見てそのくらいが妥当かと判断しました。
2017~2019年は割安でしたが、現在は想定よりも6割以上割高です。
去年までは割安だったのですが、株価が2倍に跳ね上がり一気に割高になってしまいました。
他の株をいくつか見ましたが、みなこんな感じです。つまり、現在は市場がかなり楽観的と判断できます。
何かのキッカケでセンチメントが逆に働くと、株価は半額くらいまで落ちることもあるかもしれません。
長年投資をしていると、予想もしていなかったようなことが起こります。極端な予想ですが、市場が超悲観的になり期待成長率0%がフェアバリューと判断されたと仮定すると、現在の株価は8割下がります。

総評

事前に予想していたのと異なり、アップルは成長企業ではなく、成熟企業という印象を受けました。
ただ、まだブランドイメージは高いので、iPhoneのような製品がでてくると爆発的な成長をするかもしれません。
株主資本比率が低いのが気になりますが、安定した企業と判断できると思います。
今は市場が楽観ムードなので、アップルに限らず株は割高感があります。このままどんどん上がるかもしれませんが、その時は追加投資は諦めます。
市場のセンチメントが逆転し、3割程度下がったあたりから追加投資を考え始めようと思ってます。