銘柄分析 – Apple(AAPL)

はじめに

私はぼったくりサービスが好きではありません。
しかし、投資対象としてはぼったくり企業が大好きです。
今回は、サービスは利用していないけれど、株は保有しているという銘柄、アップルを分析してみようと思います。
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バランスシート



意外なことにバランスシートが年々減少しています。
株主資本比率もバランスシートの減少率以上に減っています。ROEを高める狙いでしょうか。
また、赤字でもないのに株主資本が減っているということは自社株買いを毎年行っているということです。
日本のインチキ自社株買いと違って、ちゃんと消却するところが良いですね。ちなみにほとんどの日本企業の自社株買いは消却しないので、株主にとってもなんのメリットもありません。

損益計算書


売り上げも利益も減ってもいないし、増えてもいないです。
ただ、バランスシートは減少しているため、投資資本に対する利益率は上がっているはずです。後でこの辺りを見ます。

キャッシュフロー



稼いだお金(営業CFプラス)をバランスシート縮小のために使っている(財務CFマイナス)ように見受けられます。投資にはあまり積極的ではないようで、過去のアップルのように新しい何かを産み出すことへの情熱は無くなってしまったんでしょうかね。

各種指標


はい。来ましたコレ。ROEがトンデモない数値です。こんなの初めて見ました。なんと87%!!
過去(20年ほど前)に日本株を分析していた時は、良くて8%だったので、いかに凄いかです。
2020年はPERなどの指標が約2倍に跳ね上がっています。前年に比べ利益はさほど変化なかったので、株価だけが上がったと判断できます。株価については後で見ます。

割安度判定



成長度15%で割安度を算出してみました。営業CFの成長率を見てそのくらいが妥当かと判断しました。
2017~2019年は割安でしたが、現在は想定よりも6割以上割高です。
去年までは割安だったのですが、株価が2倍に跳ね上がり一気に割高になってしまいました。
他の株をいくつか見ましたが、みなこんな感じです。つまり、現在は市場がかなり楽観的と判断できます。
何かのキッカケでセンチメントが逆に働くと、株価は半額くらいまで落ちることもあるかもしれません。
長年投資をしていると、予想もしていなかったようなことが起こります。極端な予想ですが、市場が超悲観的になり期待成長率0%がフェアバリューと判断されたと仮定すると、現在の株価は8割下がります。

総評

事前に予想していたのと異なり、アップルは成長企業ではなく、成熟企業という印象を受けました。
ただ、まだブランドイメージは高いので、iPhoneのような製品がでてくると爆発的な成長をするかもしれません。
株主資本比率が低いのが気になりますが、安定した企業と判断できると思います。
今は市場が楽観ムードなので、アップルに限らず株は割高感があります。このままどんどん上がるかもしれませんが、その時は追加投資は諦めます。
市場のセンチメントが逆転し、3割程度下がったあたりから追加投資を考え始めようと思ってます。